Ski&Official日記

10月から4月は、ほぼ毎週スキー。 それ以外の時期は車いじりや走行会、オフィシャル活動にいそしんでます。

雪無し県に産まれてはや5◇年、スキー歴は3◇年のレジャースキーヤー。
10月の地元イエティナイターからシーズンインして、ハイシーズンはほぼ毎週末志賀高原へ出撃し、平日のイエティナイターと織り交ぜてスキー三昧の日々。4月末まではスキーを楽しんでます。
それ以外の時期は車いじりやFSW走行会、FSWでオフィシャル活動をしています。
そんな凡人の日々を綴っていきます。
勘違い等ありましたらスルーして下さい。
広告・勧誘・事業等の説明はこちらの判断で即座に削除しますのでご遠慮下さい。

20000m倶楽部

今シーズンの20000mチャレンジを振り返って<その2>・・・当日のチャレンジ編、どう攻略したのか。。。5

当日のチャレンジ編・・・如何にして攻略したか。。。(大袈裟な、、、)


 予定通り奥志賀エキスパート側に到着し、着替えてAM6:35、定刻から5分遅れでスタートしました。
このチャレンジは私にとっては未知の世界、自分自身の体力との勝負と考えていましたので、
兎に角体力を温存する滑り、自然で楽なスキーを意識しました。・・・ハイブリッドじゃないですよ
ポジションは高め、ほぼ棒立ちみたいな姿勢とし、兎に角余計なターンはしない、
脚力を使わない方向で、ただただ重力に逆らわずに自然に落下していくイメージで滑ることにしました。

 早朝の奥志賀エキスパートはシマシマアイシーな高速バーンに仕上がっていましたが、
ここでキレっキレのカービングターンをしてしまうと疲れてしまうので、
エキスパートは基本落下のみ、殆どターンをせずに直滑降で滑りました。
折角のシマシマ高速バーンを前にして勿体ないですが、今日は20000mに徹すると決めたので、
ひたすら重力に逆らわずに落下していきました。

 そして予定よりやや遅れて?9本滑り下りた所で8時、10本目の乗車は通常営業開始とほぼ同時に第2高速に乗車し奥ゴンに移動しました。
AM8:05の第3高速営業開始は2番手、シマシマで誰も滑っていない第3ゲレンデを下に見つつダウンヒルに移動、ダウンヒルはちょうど1番ゴンドラに乗ってきた人が1人滑り始めただけで、2番手の滑走となりました。

朝早い時間帯に兎に角ムダなく乗車して滑ることを意識して、ダウンヒルも高いポジションをkeepしてほぼ直滑降、幸いにして10時頃までは締まったバーンを維持していたので、体力を温存しつつ標高差を稼ぐことが出来ました。

午前中で15000m超えたら午後はかなり楽になると考えて兎に角午前中にガンガンゴンドラを回しました。
4月に入りスキー客は減ると思われる中、一方で相乗りレーンの無い奥ゴンは飛び越しでの相乗り乗車が難しいゴンドラではありますが、コロナで来場者が減っていたことと、係員の相乗り案内に上手く対応して相乗りすることが出来、ゴンドラ乗車待ちはほぼ無く1時間に5本ペースで順調に稼いでいくことが出来ました。
 
 もう1点フォローの風が吹いたのは、強風でゴンドラが減速運転することが無かったことです。
残念ながら搬器は間引きされていましたが、ゴンドラ乗車待ちで大きなロスが発生しなかったことも有利に働きました。

 一方でゲレンデコンディションは予想通り10時を過ぎたら2壁以降は一気に雪が緩んでグサグサの春雪になっていき、ゲレンデも荒れてきて全面不整地となり、更に汚れも浮いて妖怪板掴みも出現する中、10時から12時までの2時間で温存していた体力を一気に消耗してしまいました。
特に板掴みは2壁から3壁に向かう緩斜面、3壁からゴンドラ乗り場までの緩斜面で頻繁に発生し、一気に体力を消耗していったのでした。。。
 
 午前中にトイレ1回、昼食は奥ゴンの中でおにぎりを食べて終了し、ゴンドラに乗るか、滑るか以外のムダな時間は極力排除して、何とか13時過ぎには15000m超えとなり、20000m達成に向けての目処が立ったことで、悪コンディションのゲレンデをムリせず滑走することが出来ました。

 そしてこれもほぼ予想通り、14時まではグサグサの春雪と板掴みで苦労したものの、
14時を過ぎたら気温が下がってきて雪質が変化、一気に走る雪へと変わっていきました。
これで体力的に楽になったと思ったら大間違い、全面不整地の状況で走りすぎる雪は非常に危険、
スピードが出すぎてしまうので抑えるのに脚力を使うことになり、体力的に楽になることはありませんでした。
かといって体力温存でスキーの行きたいように滑ってしまうと不整地で飛ばされケガをするリスクもある。
しかし、抑えてばかりだと太ももが悲鳴を上げそうな雰囲気になってきました。
そこで、滑り方を変えて太ももに負担をかけずに一定スピードで滑ることにしました。

 走る雪でスピードを一定に抑えて滑るには「横滑り」が有効です。
2壁、3壁はスキーのTOPからズラしていき、しっかり板に荷重した中でスピード一定を意識して滑りました。
2壁後半は緩斜面へのスピードを維持するため、縦長の大回りでスピードアップして緩斜面での減速を極力排除して滑りました。
この横滑りの活用により、午後から夕方の雪質変化にもしっかりと対応出来、無事15:20に20000mを達成出来たのでした。

 達成確認後、トイレ休憩に入り残った時間を確認すると1:10ほどあります。
奥ゴン6本+第3高速1本は可能な残り時間、14時過ぎからの走る雪は横滑りで体力が温存出来たこともあり、残り時間でどこまで標高差を伸ばせるか、最後に追い込んでみることにしました。

 夕方になってもダウンヒルの雪質は変わらず走る雪、横滑りでしっかりスピードコントロールして12分/本サイクルで回し、結果的には奥ゴン6本乗車、16:28に奥ゴン山頂に着いたのでダウンヒルもう1本は不可能と判断し、第3へ移動、第3高速の最終乗車者となって1本滑り、最後は全面コブ斜面になったエキスパートを下りて、16:40にチャレンジを終了しました。


<20000mチャレンジを振り返って>

私はここ数年、ほぼ毎週末志賀高原で滑っていますが、普段の滑走状況は、
滑走時間:リフト運行開始から終了まで、概ね8:30~16:30、途中休憩1回、ランチ休憩1回あり。
リフト&ゴンドラ乗車本数:30~40本
リフト&ゴンドラ乗車ポイント:200前後
滑走標高差:11000m前後

です。これでも一般人の中では「滑り倒している部類」だと思っています。
20年以上昔の話ですが、当時志賀高原の常連さんの中では滑り倒した目安はリフト乗車ポイントで判断していました。
Skilineが始まる遙か昔のことです。
リフトに乗車するとき、回数券や1回券で使用するポイント数です。
ヤケビや奥志賀のゴンドラは9ポイント、一の瀬クワッドは5ポイント、などです。
1ポイント100円換算でしたので、200ポイント=20000円分となり、
今日もリフト20000円分楽しめた、と自己満足していました。

今回の20000mチャレンジがどうであったかをデータで比較してみました。
滑走時間:6:35~16:40
リフト&ゴンドラ乗車本数:53本(奥ゴン41本、第二高速10本、第三高速2本)
リフト&ゴンドラ乗車ポイント:433
滑走標高差:23178m

私の通常滑走と比較して、何時もの2倍滑っていることが分かります。
要は、20000mチャレンジとは、それだけ異質な、異次元な、特別な、突き抜けた、
チャレンジだと言うことはお伝えしておかねばと思った次第です。

このチャレンジには本人の滑走技術もある程度は必要ですが、チャレンジする場所、時期、天気(特に視界と風)、当日の混雑度合い、など本人の意思ではコントロール出来ない要因にも大きく影響されると言えます。

従って、慎重を期すならば当日の天気(朝だけでなく終日どのような天気なのか)、ゲレンデコンディション、混雑度合い、を判断して実行されるのが確実だと思います。

一方で、大半のスキーヤーは毎日志賀高原で滑っているわけでもなく、主に週末メイン、となれば
チャレンジする日にちをまず決めて実行、になると思います。
天気予報からある程度当日のゲレンデコンディションは予想できますし、混雑度合いはシーズン中の一般スキーヤーの意識・行動を読めば、自ずと想像できると思います。
志賀高原の天気予報は、Skier_Sさんのblogで毎週水曜日夜に週末の志賀高原天気予報をアップされますので、参考にされると良いと思います。

これからチャレンジされる方の幸運を祈っています。

(場所)
同じエリアだけで実行するなら、一の瀬ファミリーのクワッド2本か、奥志賀ゴンドラ、もしくは奥ゴン&第2高速、この組合せしかないだろうと思います。
特に、早朝やナイターを考慮せず、日中営業だけで達成しようとすれば、この2エリアに限定されると思います。

参考までに、各エリアのリフト標高差を記載しておきます。(出典:2019-20志賀高原パンフレット)

【一の瀬ファミリー】
一の瀬クワッド(312m) 20000m達成に必要な本数は、65本
一の瀬第三クワッド(314m) 20000m達成に必要な本数は、64本

 このエリアはハイシーズンの週末ですと、一の瀬クワッドが8:20営業開始、第三クワッドは8:30ですので、まずは1本クワッドに乗り、2本目から16:30までは第三クワッドを回し、16:30以降ラストまでは一の瀬クワッドに乗車する、というパターンが主流のようです。
恐らく一の瀬クワッド2本、第三クワッド62本の合計64本でめでたく20000m達成となります。

【奥志賀】
奥志賀ゴンドラ(478m) 20000m達成に必要な本数は、42本
奥志賀第二高速(335m) 20000m達成に必要な本数は、60本
参考までに、
奥志賀第三高速(115m) 奥ゴンと第二高速を行き来する場合には、このリフトの標高差もカウントできます。

 このエリアは確か2月までは8:30~16:00の営業なので、日中営業だけで達成するのは、ほぼ不可能だと思います。
計算すると、7時間半で42本以上は、5.6本/時間となるからです。このサイクルで終日奥ゴンを回せる自信、私にはありません。
3月に入ると奥ゴンが8:00から営業開始となり、終了が16:15、3月後半になると16:30になった記憶があります。
日中営業だけで達成しようと考えたら、8:00~16:30営業の時期にチャレンジするのがベターです。

 奥志賀第二高速は第一ゲレンデの緩斜面が達成への最難関箇所となります。
第二高速オンリーで日中に達成しようとしたら、8:00~16:30の営業時間として7.1本/時間
となりますが、この間隔で第二高速を回すのは、私には不可能です。

第二高速メインで考えるなら、3月下旬から始まる早朝営業を組み合わせるのがベターだと思います。

【焼額山】
高速ゴンドラという点では、焼額山にも触れておかねばなりません。
焼額山第一ゴンドラ(450m) 20000m達成に必要な本数は、45本
焼額山第二ゴンドラ(419m) 20000m達成に必要な本数は、48本
焼額山第二高速(207m)
焼額山第三高速(216m)

 見てお分かりの通り、奥志賀に対して乗車本数が多くなり難易度が高くなります。
今シーズンの焼額山は早朝を除いた一番長い営業時間でも8:30~16:00でした。7時間半で達成しようとすると、1ゴンで6本/時間、2ゴンでは6.4本/時間、2ゴンはこの時点で既に現実的でない数字ですが、1ゴンもここ数年は常に減速運転しており、時間あたり4~5本が精一杯です。
となると、焼額山でチャレンジする場合は、一の瀬ダイヤモンドのナイターをセットにすることが必須になります。

参考までに、
ダイヤモンドクワッド(105m)
Skier_Sさんによると、ダイヤナイターで最大34本乗車することが可能とのこと。
105m×34本=3570mをダイヤナイターで稼ぐことが可能です。
それを考慮してヤケビでの標高差を算出しますと、
第三高速の営業終了が16:15なので、ゴンドラ営業終了後も最低1本は第三高速に乗車できたと仮定します。
20000m-3570m-216m=16214mとなります。
これを1ゴンだけで達成しようとすると37本の乗車が必要となり、37本を営業時間7時間半で割ると、
4.9本/時間となります。これは正直非常に難しいサイクルだと思います。

ここで更に、16:15の第三高速営業終了後、「瞬間移動」で一の瀬ファミリーに移動できたと仮定します。
ここでファミリークワッドに2本乗車出来たとします。
16214m-312m-312m=15590mとなります。
15590mを1ゴンオンリーで達成しようとすると、35本の乗車が必要です。
35本を7時間半で達成するには、4.7本/時間となり、やはりかなり厳しいサイクルだと思います。

長々書いての結論ですが、焼額山でチャレンジする場合は、焼額山単独で日中営業だけでの達成は不可能。
ナイターもしくは他場所へ移動しての滑走と組み合わせる必要がある。
それでも、達成はかなりきわどい、と言うことになりました。
1ゴンが本来のトップスピードで運転している日が戻ってくれば、可能性はあると思います。

(時期)
12月、1月は日の出、日の入りが早く、リフト営業時間が短いため、達成のハードルは必然的に上がります。
勿論ナイターまで考慮するなら大丈夫だと思いますが、一方で寒いと特に一の瀬のクワッドは吹きっさらしなので乗車環境的に厳しいかもしれません。
寒いと冷えて体が異変を訴える可能性もあります。

2月になればリフト営業時間が長くなること、雪質はハイシーズンで基本締まった感じで安定していることから、おススメできる時期だと思います。

3月も2月同様ですが、下旬の気温が高い日でなければ大丈夫だと思います。

4月は第2週までなら当日の気温次第では適していると思います。
それ以降は来客者が極度に減るのでリフトやゴンドラが減速運転になる可能性があり、GWに入るまでは厳しいかもしれません。
一方でGWに入ると混雑するので難しい、、、4月後半で唯一狙えるとすれば、4/29から5/2までのGW前半だと思います。
但し、この時期は過去の例からいけばダウンヒルの雪が無くなって滑走不可、もしくは緩斜面が紐ゲレンデになっている可能性もあり、ゲレンデコンディションを見極めることが重要でしょう。

(天気)
晴れ、曇り、風の無い雪、なら大丈夫でしょう。但し雪が降って視界が悪くなると厳しいと思います。
雨の日は止めた方が賢明です。・・・雨でゲレンデ、リフト&ゴンドラ共に空いているメリットはありますが。
また強風の日はゴンドラは運休の可能性がありますし、
営業していても減速運転や乗車人数を制限するため混雑する可能性が高くなります。
リフトも同様に減速運転となりますので止めるべきです。

(混雑度合い)
当然ながら空いている日を選ぶべきです。可能なら平日、週末の場合も混雑しない特異日の週末を選ぶべきです。
年末年始、3連休など明らかに混雑する日を避けるのは当然ですが、
土日の来場でチャレンジする前提で考えると、3連休の前の週末、3連休の翌週末、4月など、混雑しない特異日の週末を選ぶのが良いと思います。
一の瀬ファミリー、特に第3クワッドは年末年始や3連休でも滅多に混雑しませんが、
正面バーンが混雑し、他人と接触してケガをする/させるリスクが高くなります。
また第3クワッドは3/21頃で営業終了しますので、一の瀬でチャレンジするなら第3クワッドの営業期間を考慮して選定した方が良いでしょう。
奥志賀ゴンドラの場合、混雑すると相乗りレーン自体が無いので逃げることも出来ず、混雑日はチャレンジ自体が不向きです。
私の場合は4月であったことと、新型コロナで自粛の雰囲気があり来場者が少なかったこと、
この2点がフォローの風となりました。

また、4/4(土)の滑走日記はこちらからご覧になれます。

以下、あらためて達成当日にリアルタイムで発信したblog記事から引用しました。


今日は奥志賀早朝からスタートして20000mチャレンジしています。
丁度12時現在で、
奥志賀第2高速(標高差335m):10本
奥志賀第三高速(標高差115m):1本
奥志賀ゴンドラ(標高差478m):20本
となりました。

志賀高原パンフレットの標高差情報によれば、現在13025mです。
リフト終了まであと4時間半、何とか達成出来そうです❗😊


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ゴンドラ20本目のスキートラックです。丁度12時前後だったと思います。


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ゴンドラ26本目のスキートラックです。
13:15現在で奥ゴン25本滑走しました。
志賀高原パンフレットから計算したトータル標高差は15893mです。


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ゴンドラ31本目のスキートラックです。
14:15現在で奥ゴン30本滑走しました。
現在31本目に突入❗👍
標高差は18283mです。


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ゴンドラ36本目のスキートラックです。
15:20現在で奥ゴン35本滑走しました。20000mクリアーまで8時間40分掛かりました😅
そして、標高差は20195mと20000mクリアーしました。
駄菓子菓子、あと1時間10分あるから、まだまだダウンヒルワンメイク続きますよ❗👍

6:35スタートで15:15に20000m滑走終了です。

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最終結果です。
奥ゴン41本
第三高速2本
第二高速10本
で、標高差23178mでした。

ちなみに通常営業だと
奥ゴン41本
第三高速2本
第二高速1本
になるので、標高差20163mと日中営業でもギリギリ達成出来ました😅


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翌日、4/5朝にヤケビ1ゴンに並んだら、kon_suke親分さんから
直々にステッカーを授与して頂きました。ありがとうございました。


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当初は黒下地にゴールド文字バージョンのみでしたが、赤下地バージョンも追加され、
2種類のゴールドステッカーとなりました。


#志賀高原 #奥志賀高原 #スキー #ski #スノボー #snowboard #20000m倶楽部



今シーズンの20000mチャレンジを振り返って<その1>・・・私が何故やる気になったのか。。。5



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 2019-2020シーズン、終盤になって何故か?20000mチャレンジすることに決めました。
それについては結構意外だと感じられた方もいらっしゃると思います。
これまでゴールドにはほぼ興味を示してこなかったですし。

 私は元来1日で色々なゲレンデを滑ることに志賀高原の魅力を感じていました。
従って同じリフト、同じゲレンデを1日中滑っている20000mには正直興味が湧きませんでした。
そんな私が何故ハイシーズン営業を終えたばかりの志賀高原、
決して20000m達成に決して有利なコンディションではない日にチャレンジすることになったのか、
GW(Gaman Week)の時間を使って振り返ってみました。
そう、思えばきっかけは今シーズンのヤケビ春営業でした。


 今シーズンのヤケビは当初、4/1から土日はAM6:30から通常営業を行うと宣言していました。
概ね何時もより2時間早い運行開始です。しかも通常営業ですので早朝料金は不要、
シーズン券で滑れます。
早朝のカチカチのアイスバーンをタダで滑れる、今年の春スキーはヤケビの早朝からだね、
と楽しみにしていました。そんな時、ふと気が付きました。

 ヤケビ早朝からスタートして8:30までの2時間で1ゴン10本滑ったら標高差4500m、
8:30から16:30までの8時間で15500m滑ったら20000mだな、
奥ゴンが標高差478mなので33本滑ったらOK、33÷8で1時間4本強で達成可能。
奥ゴンを1時間4本なら余裕があるよね、このパターンなら余裕を持って20000m達成できるな、
とひらめいてしまったのです。

 20000mチャレンジをギリギリ、ガツガツ滑るんじゃなく、心も体力も余裕を持って達成する、
これぞミドルの目指すスキー、ミドルの美学だよ、と勝手に盛り上がっていました。
そして過去の達成者を思い返した時、ヤケビ早朝+奥志賀という組合せでの達成者は居ないんじゃないかな、
4月の20000m達成も達成時期としては遅い(条件が悪い)、
となればこの組合せと条件の中での20000m達成は意味のあるチャレンジだな、
と勝手に考えてやってみることを密かに決めました。

前日、yamaさんに奥ゴンや第2高速の標高差を念のため確認し、
帰宅してあらためて志賀高原パンフに記載されている標高差を確認し、
私なりの必勝パターンをイメージして、臨むことにしました。
そこで、yamaさんには4/4に20000mチャレンジすることが知られることになったのです。

 もう1点大事なことがありました。それは3/31で志賀高原全山の営業が終わったことです。
3/31までなら、奥志賀からサンバレーまで滑っていくことが出来ました。
広大な志賀高原を縦横無尽に満喫することが出来ました。
しかし4/1からは奥志賀から高天ヶ原まで、ということは色んなゲレンデを滑り倒すことは出来ない、
それなら1日くらい同じゲレンデをグルグルしてもいいかな、と思ったのです。
そういう点でも、4月最初の週末というのが丁度ピンポイントでハマったのです。

 決行日は4/4(土)か4/5(日)ですが、万が一失敗することを想定したら、
保険を掛けて4/4だね、と決めて、決戦の当日を心待ちにしていました。

 ところが新型コロナ騒ぎで想定外のことが起こります。
何と!ヤケビの春営業が全日AM7:30からに変更になってしまいました。
7:30からの1時間で5本滑ったとして2250m、残り17750mを奥ゴンオンリーで達成しようとすると38本、
16:30までの8時間で割って4.75本は達成可能な数字とは思いましたが、
早朝で貯金を作り、心に余裕を持ってチャレンジする作戦は、ほぼ不可能になりました。
とはいえ、前日夜まではAM7:30のヤケビスタートでチャレンジするつもりでいました。


 いざ当日になって、空いている高速道路を順調に志賀高原に向かって移動していたら、
思ったよりも早く到着するよ、それなら早朝料金払っても奥志賀早朝からスタートして、
早朝の貯金を作った方が安心だよね、
ということで急遽目的地を変更し奥志賀エキスパートからスタートすることになったのです。

私は元々他人より一歩先を行けば慌てることは無い、
何事につけても失敗は心に余裕の無い状態から生まれる、
大事なのは平常心、と考えて行動する性格でしたので
・・・そんな私をスキーとは違う知り合いの方々は「超ウルトラスーパーメガせっかちさん」と呼んでいますが、断じてせっかちではありません!!

ギリギリを攻めて心に余裕が無い状態ではケガをする可能性もある、
この時期にケガなんかしたら家や会社で何言われるか分からない。
・・・新型コロナで自粛している時にケガするかよ、空気読めてないよ、となることは容易に想像できます。

しかも今回はナイターという保険は使えない。16:30までに達成できないと1日のチャレンジがムダになると考えたら、
1700円払ってでも早朝から滑って心に余裕を持つべきだというのが当日の私の判断でした。
結果的にはそれが功を奏して、通常営業の奥ゴン&ダウンヒルは安全第一に、
過度に攻めることをせずに臨むことが出来ました。

 AM6:20奥志賀着、速やかに着替えて移動してリフトに乗車したのがAM6:35、定刻より5分遅れでのスタートとなりました。
奥志賀第2高速が標高差335m、これを10本とダウンヒルに移動する際に乗車する第3高速115m、
合計3465mを早朝の貯金として、残り16535mを奥ゴン回して達成とすれば35本乗車、
持ち時間は8時間半あるので1時間当たり4本強の乗車ペースで達成可能、
これなら当初の計画通りにやれそうだ、と試算してスタートしたのでした。

<続く。。。>


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これは4/4の最終滑走結果です。Ski Tracksなのでパンフレットの標高差よりも多めに出ます。

#志賀高原 #奥志賀高原 #エキスパート #ダウンヒル #20000m倶楽部 #ゴールド #スキー #スノボー #ski #snowboard 
 

4/4(土)志賀高原(71)5

2019-2020シーズン、13回目の志賀高原です。志賀高原滑走日数は31日目となりました。

今回はヒトリストです😅


今日は自宅からの移動で早起きしたので、6時半から早朝営業開始の奥志賀エキスパートスタートにしました。

1700円の早朝券買って、定刻の5分遅れでスタート。

朝イチのシマシマ高速バーンを一時間半満喫しました😊


その後、営業開始した奥志賀ダウンヒル&奥ゴン回しを開始。ひたすら奥ゴン&ダウンヒルをグールグル😅

トイレ休憩以外はランチ休憩抜きで滑り倒し、16:30のラスリフまで滑走し終了しました。


本日は6:50~16:40まで滑走し、リフト&ゴンドラ乗車本数は53本、乗車ポイントは433P、そして滑走標高差23178mと志賀高原20000m倶楽部ゴールドを達成しました。


志賀高原までの道路状況です。
 

【往路】 

2:35自宅発、6:22奥志賀ホテル前着、所要時間3時間47分、距離284km

早川インターを3:17通過、みどり湖PAに4:26イン、4:30アウト、中野インターを5:29通過。

<コメント>

今日は自宅からの移動です。自宅から上林までは順調でした。

その後も3つのトンネル内以外はヤケビ一ゴンまではドライ、ヤケビから奥志賀へ向かう道路の一ヶ所で路面に残った水が凍って凍結していました。


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サンバレー手前の直線、ドライです。


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1号トンネル手前、ドライです。トンネル内は入口付近凍結してました。


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一の瀬、ドライです。

ヤケビまでドライ、奥志賀へ行く途中に一ヶ所凍結路面がありました。


【帰路】 

今日は麓の素泊まり宿に宿泊するため、そこまでの移動です。


17:05奥志賀ホテル前発、18:00素泊まり宿着、所要時間55分、距離34km


<コメント>

今日は麓の素泊まり宿までの移動です。

志賀高原内は3つのトンネルを除き、凍結路は無かったと思います。

上林までの区間及びその先の道路も素泊まり宿までは何ら問題なく順調でした。



【天気】 晴れ


【移動手段】 ほっぽさんちのアルハイ

 

【同行者】 ほっぽさん1人、現地でGokuさん、yamaさん、まえちゃん、yumiさんご夫妻、鼻毛親分さんご夫妻、にご挨拶出来ました。


【費用】 

ガソリン代 計測中
高速代 早川~信州中野 3300円(休日割引)
4/4朝食&昼食 610円

4/4夕食    790円


【使用アイテム】 17-18モデル VOLKL PLATINUM SW 166cm

 

【次回スキー予定】 4/5(日) 志賀高原


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今朝の奥志賀ホテル前の気温は-1℃でした。  

一応氷点下にはなっていました。


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6時半頃の奥志賀ホテル前駐車場です。

朝早くからそれなりに人が集まっていました。


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朝一、奥志賀エキスパート山頂の雪質です。

ちょい氷っぽいですが、締まったシマシマ高速バーンに仕上がっていました。


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奥志賀エキスパートは、ややアイシーな高速シマシマバーン。

人も少なく高速大回りが楽しめました❗😊


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第一ゲレンデもややアイシーな高速バーンで減速せずにリフト乗り場まで異動出来ました。


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奥志賀第三高速が営業開始したので、迅速に移動しました。


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奥志賀第三は朝イチ撮影のみ。

滑らずにダウンヒルへ移動しました。

ややアイシーな高速シマシマバーンに仕上がっていたと思います。


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奥志賀ダウンヒル、山頂付近の雪質です。

セカンドトラックGETして、シマシマバーンのダウンヒル頂きましたぁ❗😊


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朝イチはややアイシーな高速シマシマバーンに仕上がっていました。

ノンストップほぼ直滑降一気降りが何本も楽しめました❗😊


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ダウンヒル2壁は朝イチからシットリ柔らか目で、荒れてないうちは直滑降が楽しめました。

荒れてきてからは適度に縦長のターンを入れて安全に滑りました。


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ダウンヒル2壁と3壁を繋ぐ廊下はまだまだ全面滑走可能で、雪の厚みも問題ありません。

朝イチから既にシットリ柔らか目でしたが、減速せずに移動出来ました。


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ダウンヒル3壁も同様に朝イチはほぼフラットで快適に大回りで飛ばすことが出来ました。


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奥ゴン20本目のskitracksのデータです。


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奥ゴン26本目のskitracksのデータです。

13:15現在で奥ゴン25本滑走しました。

志賀高原パンフレットから計算したトータル標高差実測値は15893mです。


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奥ゴン31本目のskitracksのデータです。

14:15現在で奥ゴン30本滑走しました。

現在31本目に突入❗👍

標高差は18283mです。


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そして、奥ゴン35本乗車して滑走して降りてきた時のskitracksのデータです。

ゴンドラ36本目のスキートラックです。

15:15現在で奥ゴン35本滑走しました。20000mクリアーまで8時間40分掛かりました😅

そして、実測標高差は20195mと20000mクリアーしました。

駄菓子菓子、あと1時間10分あるから、まだまだダウンヒルワンメイク続きますよ❗👍


6:35スタートで15:15に20000m滑走終了です。


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20000m達成後、15時過ぎの奥ゴン山頂の雪質です。

完全に春のザラメ雪でした。

しかし、水分多めのシットリした感じです。


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奥志賀ダウンヒル山頂付近。

14時過ぎたら気温が下がったからなのか、ストップ雪が隠れて滑走性が良くなりました。

15時過ぎても酷く荒れていません。


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奥志賀ダウンヒル、2壁上から。


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奥志賀ダウンヒル、2壁下から。

2壁も一部雪の薄い箇所がありましたが、全面滑走可能です。

同じく14時過ぎたらストップ雪が隠れました。

バーンは適度に荒れてますが、横滑りで滑ると体力を消耗せず、楽にスピードコントロール出来ました。


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ダウンヒル2壁と3壁を繋ぐ廊下も、雪出しされて雪が薄くなった箇所も問題なく滑れます。


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ダウンヒル3壁を上から。グサグサの荒れた斜面になっていました。

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後半は中央に1本、小回りレーンが出来ていました。

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本日ラストは時間切れで第三高速でした。
第三は多少荒れていましたが、整地の基礎練習が出来ました。


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奥志賀エキスパート、上から。
エキスパートは夕方、ほぼ全面コブ斜面になっていました。
柔らかいコブなのでタイミングを合わせて滑れば問題無しです。

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奥志賀エキスパート、下から。
向かって左脇にはコブが1レーン出来ていました。

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ラストは第一ゲレンデ、それほど荒れておらず一気に駐車場まで移動出来ました。


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下りてきたら終わっていました。


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skitracksによる本日のデータです。
奥志賀第二リフト:10本(標高差335m)
奥志賀第三リフト:2本(標高差115m)
奥志賀ゴンドラ :41本(標高差478m)
で合計23178m滑走しました。

また、早朝営業を除くと20163mとなり、通常営業のみでも20000m達成していました。


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こちらは一緒に稼働していたiSKIのデータです。



4/4 本日のランチ

今日の志賀高原ランチは最速のランチ、奥志賀ゴンドラ内でコンビニのおにぎりを食べただけでした。




4/4 本日の夕食


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今日も夕食はコンビニのお弁当、御馳走様でした。



4/4 本日の宿


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今夜も何時もの素泊まり宿のシングルです。 


#スキー #スノボー #志賀高原 #ski #snowboard #奥志賀高原  #20000m倶楽部

 



4/4(土)20000mチャレンジ中→達成しました❗😊

今日は奥志賀早朝からスタートして20000mチャレンジしています。
丁度12時現在で、
奥志賀第2高速(標高差335m):10本
奥志賀第三高速(標高差115m):1本
奥志賀ゴンドラ(標高差478m):20本
となりました。

志賀高原パンフレットの標高差情報によれば、現在13025mです。
リフト終了まであと4時間半、何とか達成出来そうです❗😊


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ゴンドラ20本目のスキートラックです。


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ゴンドラ26本目のスキートラックです。
13:15現在で奥ゴン25本滑走しました。
志賀高原パンフレットから計算したトータル標高差は15893mです。


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ゴンドラ31本目のスキートラックです。
14:15現在で奥ゴン30本滑走しました。
現在31本目に突入❗👍
標高差は18283mです。


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ゴンドラ36本目のスキートラックです。
15:20現在で奥ゴン35本滑走しました。20000mクリアーまで8時間40分掛かりました😅
そして、標高差は20195mと20000mクリアーしました。
駄菓子菓子、あと1時間10分あるから、まだまだダウンヒルワンメイク続きますよ❗👍

6:35スタートで15:15に20000m滑走終了です。

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最終結果です。
奥ゴン41本
第三高速2本
第二高速10本
で、標高差23178mでした。

ちなみに通常営業だと
奥ゴン41本
第三高速2本
第二高速1本
になるので、標高差20163mと日中営業でもギリギリ達成しました😅

#志賀高原 #奥志賀高原 #スキー #ski #スノボー #snowboard #20000m倶楽部



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