その1はこちらからご覧になれます。HART編
その2はこちらからご覧になれます。VOLKL、ATOMIC編
当日のゲレンデの様子はこちらから確認できます。
試乗したゲレンデは主にステージ2、途中から余りにもツルツルになってしまったので、ステージ3とパノラマコースで試乗しました。
終日アイスバーンで、日中でもゲレンデが緩むことは全く無く、時間が経つにつれてツルツルの下地が出てきて、全面スケートリンクのようになってしまいました。
従って、正直滑り降りるのが精一杯で、正直的確な板のインプレッションが出来たとは思えません。
そんな状況での試乗インプレッションなので、差し引いて御覧ください。
今回の試乗では主に小回り向けの板で長さ165cm前後を中心に試乗してみました。
K2 DUSRUPTION MTi 170cm



3サイズは118ー74ー104でR=16.1と、今回試乗したモデルの中ではRの緩めな板になります。
久々に基礎スキーに力を入れてきたK2の自信作のようでした。
但し、板の個性は薄い感じで、やはりVOLKLのDEACON74に近い印象です。
他メーカーと比較して定価が低めに設定されていることもポイントかと思います。



165cmで3サイズは125ー72ー107でR=13.6という、ややセンター太目の小回り系、
VOLKLのDEACON74に近いスペックです。
お値段も税込み110,000円とこの手のモデルにしては安く買いやすいい設定で、隠れた名機だと思います。
FISCHER RC4 WORLDCUP SC PRO 165cm



165cmで3サイズは119ー66ー104のR=12.5とセンター狭めの小回り系モデルになります。
この板は志賀高原滑り倒しスキーヤーに人気があります。
楽にターン始動に入れる板だと感じました。
かなり気に入った特性の板です。
NORDICA DOBERMANN SLR RB FDT 165cm



165cmで3サイズは120ー69ー104のR=13.0になります。
この板も先ほどのFISCHER SCと同じくトップの食い付きが良く、ターン始動が早く感じました。
FISCHER SC PROと並んで、かなり気に入った板です。
今回、小回り系デモモデルを中心に試乗しましたが、試乗した中で私が気に入ったのは以下の3モデルです。
1) FISCHER RC4 WORLDCUP SC PRO 165cm
3) K2 DUSRUPTION STi 165cm
なお、FISCHERに関してはプレート弱めのモデルでも問題ない気がします。
むしろ私がオールラウンドで使うにはプレート柔らかめ、
FISCHERの過去の例でいけばRACETRACK搭載モデルの方が良いかもしれません。
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